【ハワイ旅行記①】ハワイ州最高裁判所
運が良ければウミガメに会えるかもしれないという観光船に揺られながら、最近グリーンカードを取得したという日本人ガイドさんの話を聞きました。
どうやら、ハワイ(とくにホノルル)は物価がとても高いようです(もやし1袋300円!?)。
他方で賃金が必ずしも高い訳でもないらしく、不動産の賃料相場やアメリカの社会保険等々を考慮すると生活は必ずしも楽ではないと言っていました。
ですが、そういう経済的な苦労を補って余りある魅力がハワイにはあると、明るく話してくれました。
確かに、ハワイは小さな悩みなど吹き飛ばしてくれるような大自然を間近に感じることができます。
とはいえ、人間社会がある以上争い事の発生も避けられません。
ハワイ州の裁判所(最高裁判所)は、ホノルルのダウンタウンにある有名なカメハメハ大王像の後ろの建物にあります(通称「アリイオラニ・ハレ」というようです。)。
建物の一階には、約100年前の裁判所を再現した法廷があり、入口で荷物チェックを受ければ無料で見学することも可能です。
カメハメハ大王という古き良き?人による統治を象徴する象のすぐ後ろに、法による支配を体現する裁判所があることが興味深かったです。
(弁護士 阿部大介)